
この木の雰囲気、ナチュラルでいい感じ───
オシャレなお店に行った際、木の表情で心がうっとりする時があるかと思います。
でも実際にそこにあるのは、
ラフ感、丁寧感、素材感、遊び感、、、etc
“ナチュラルでオシャレ”という一言で、まとめられない感覚ではないでしょうか。
今回のテーマはそんな
(言葉では表現しにくい)なんか好きな木の表情を探す回
の第一弾【合板✖️オイルver】です。
合板は、最近ではリノベーションに良く使われ、ホームセンターでも手に入れやすい材料です。
その合板に、自然由来でできた木材用オイル“ワトコオイル”を掛け合わせてみます。
是非面白半分に覗いていってください。

あのお店の、あの木テーブルいいぞ!



普通はそういう感想になるよね、ちょっとだけ踏み込んでみよう



なんだカ、上から目線だナ〜
選んだ合板3種類|針葉樹合板、ラワン合板、シナ合板
今回は選んだ合板は3種類。
ラーチ(針葉樹)合板、ラワン合板、シナ合板。
いずれも、ホームセンターもしくはネットショップで手に入り、最近は内装(インテリア)でも、よく見られる材料です。
オイルについては、ワトコオイルから3種類。
※ワトコオイルは自然素材のオイルでとても綺麗な仕上がりになります。
クリア色(濡れ色)、ミディアムウォルナット色(薄い茶色)、ダークウォルナット色(濃い茶色)を選びました。
この合板3種類に、ワトコオイル3種類を掛け合わせていきます。



オイルって塗装と違うの?



ごめん、それはまた別の機会(記事)で書くね
ラーチ合板(針葉樹合板)×オイル
それでははじめはラーチ(針葉樹)合板に3種類のオイルを塗っていきます。
ひとつひとつ仕上がりを見ていきましょう。
①ラーチ合板×クリアオイル


②ラーチ合板×ミディアムウォルナット


③ラーチ合板×ダークウォルナット


④ラーチ合板とオイルの掛け合わせについて
針葉樹合板はその名の通り、スギ、カラマツなどの針葉樹の単板から作られたもの。
針葉樹は、一般的に広葉樹よりも密度が小さいことが多いです。
(木材実質が多くなく、空隙が多い)
そのためオイルが染み込みやすく、その色合いが出やすい印象です。


クリアは“濡れ色”になり、濃い色はその色の雰囲気で染まります。
この“染み込み”が、ラフな木目にさらに濃淡がかかってコントラストが出るイメージです。
この”オシャレな荒さ”は観葉植物との相性がバッチリです。



オレ、これ見たことある!好き!



色が出やすいから、ちょっと濃い色は注意が必要だけどね



いわゆる“インダストリアル系”ってやつカ〜?
ラワン合板×オイル
つづいては、ラワン合板にオイルを掛け合わせていきます。
針葉樹合板より、重くて硬い材料です。
①ラワン合板×クリアオイル


②ラワン合板×ミディアムウォルナット


③ラワン合板×ダークウォルナット


④ラワン合板とオイルの掛け合わせについて
ラワンとは主に東南アジア(フィリピン、インド、マレーシアなど)の熱帯雨林で生育するフタバガキ科の木材の総称です。
ラワン合板は、赤みと黒みが感じられるのがポイントです。
広葉樹のため密度も針葉樹よりは大きく、
ラーチ合板よりはオイルの色が染み込みにくいイメージです。
ただ、その色合いは特徴的で、濃い色にすることで深みが出てくるので、リーズナブルにクラシック感を演出するには良い材料かもしれません。



ラワン合板、針葉樹合板より重い!!



それと“オイルの染み込みにくさ”も関係してるってことカ〜



うん、そのふたつは“木材の密度”が根本にあるんだ
シナ合板×オイル
最後に登場するのがシナ合板。
これもオイル染色をすることで、ラーチ合板、ラワン合板とちょっと違った味が出てきます。
①シナ合板×クリアオイル


②シナ合板×ミディアムウォルナット


③シナ合板×ダークウォルナット


④シナ合板とオイルの掛け合わせについて
シナ合板は、表面にシナ(榀)の薄い板を貼った合板です。
シナは肌目は緻密で、白っぽく、そして年輪もはっきり見えません。
また、広葉樹ながら、その密度も低いため、オイルは染み込みやすく色は作りやすいです。
しかしその木目の性質上、良く言えば木目が目立たずおとなしく控えめ、悪く言えばこれいった特徴が少ない、といった印象です。



色の違いはしっかりわかるぞ



ただ、なんだか個性が薄いナ〜



みる人によって好みは分かれるかもね
まとめ|高級材とは違った“味”
合板+オイルの掛け合わせ、その表情はいかがでしたでしょうか。
“カフェ感”というのも腑に落ちませんか。
ここでお伝えしたいのは、無垢材(むくざい)を使った“高級木製アイテム”はもちろん素晴らしいのですが、リーズナブルな合板で仕上げたアイテムもまた独特の風合いで素晴らしいこと。
木の表情の多種多様さは、それがそのままデザインになるため、必ずしも高い材料が“好き”と一致するわけではありません。
たとえば、いわゆる“カフェ感”はこういったリーズナブル材料の方が得意分野です。
気になった方は、ちょっとした棚や箱など、是非DIYチャレンジしてみると面白いですよ。



オレ、ラーチ合板が好きだ!



ラワン合板も、使い所によってはいいよ



なんダ?好みを言わないといけない流れカ〜?












